原丈人さん、テレビ出演。

「21世紀の国富論」の著者、原丈人(はら じょうじ)さんを知ったのは、糸井重里さんのほぼ日での対談記事がきっかけでした。

21世紀の国富論
21世紀の国富論
posted with amazlet at 08.08.18
原 丈人
平凡社
売り上げランキング: 2

原丈人(はら じょうじ)さんを知ったのは、糸井重里さんのほぼ日での対談記事。知的な笑み、わかりやすい説明に興味を持って著書を買い求めました。今朝のフジテレビ報道2001に出演されていた際に初めて声を聞いて感じたのは、とてもいい声だということ。

その著書「21世紀の国富論」では、原さんの専門が情報通信技術ということで、それに関することも含めての産業、特に次世代を切り開く新産業についてのこと。ベンチャーキャピタリストとしての視点です。

打って変わって、ほぼ日での対談や今日のテレビ出演は、飢餓や貧困に組織的に取り組んでいる活動で、バングラデシュでの通信技術を利用した専門医による遠隔地治療や栄養食品のアフリカ現地生産などの模様が紹介されていました。

原さんご自身も経営者であり、多くの肩書きを持つ実業家、また投資家として資金の供給者でもあります。通信技術という革新的な産業の担い手であって、それを利用する方法を次から次へと提案していく姿、また原さんから発せられる声は心に届くというか、力強いんですよね。

太陽光発電などに市民のお金を投資する仕組みが作られつつありますが、まだまだ一般的ではないし、広く認知されれば参加する人達も増えるはずで、今回のテレビ出演は市民の心に訴えかけるだけの説得力があったと思います。

スポンサード リンク