無水鍋で作る、おでん。

無水鍋は、アルミニウムの鋳物製で、圧力鍋よりは調理時間が長いのですが、調理の途中で食材を加えたり、保温性が高いので余熱でも調理でき、温め直すのも楽な点が便利なところです。

無水鍋 24cm
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昼間は秋晴れの陽気でも、夕暮れ時からは肌寒く感じることが増えましたね。そんな時に食べたくなるのが“おでん”ですが、我が家では「無水鍋」というお鍋で作っていて、これがとても便利で、他にも使い道がたくさんあります。

・・・無水鍋

「無水鍋」は、アルミニウム製の鋳物で、持つとずっしり重い。取っ手もアルミニウムなので調理していると加熱されてしまい、鍋つかみで持つ必要があって使いづらいところもあります。20年ほど前なら、どこの家庭にもあったようなお鍋なんです。

無水鍋:熱の回りが早く均一なアルミニウム合金鋳物製で、フタも本体も厚手なので熱効率の良さは抜群です。強火で調理する必要がほとんどなく、余熱調理もできる、省エネなお鍋です。

友人宅は代々受け継いできた京町家で、この無水鍋を毎日の調理に使っていました(きっと今も使われているはずです)。遊びに行った時に食べさせてもらったおでんが無水鍋で調理されたもので、これがおいしかったんです。それで興味を持って買ったのが、今から5年ほど前。

鍋ぶた(すき焼き鍋にちょうどいいんですよ!)もアルミニウムなので保温性が高く、炊きあがった後もふたをしたままにしておけば余熱で食材に火が入ります。バーベキューで使うダッチオーブンのような感じですね。改めて調べてみたら、炊飯専用鍋も発売されているんですね。

・・・圧力鍋との違い

有元葉子の無水鍋料理
有元 葉子
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圧力鍋の方が調理時間は圧倒的に短いし、手順通り使えば調理も簡単かも知れません。無水鍋もIH調理器に対応しているし、途中でふたを開けて食材を加えたり、温め直すのが楽で、そのまま食卓に出せるのも気に入っている点です。あと、我が家では、おこわは無水鍋で炊いています。

使い込んでいくと、愛着を感じるようになって、なかなかいいんですよ。

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