カフェ開業の手引きとしては、これで行ける!と思える“コンセプト”作りが重要で、とにかく作り上げること、ここから始めたらいいと思います。
友人がカフェを開業するかも知れません。以前、もしやるなら、どんなお店がいいと思う?って話が出ていたので、表紙込み4ページの企画書を作ってみたら、これをベースにしたプランを立てて、そこそこ本気だというのだから驚いた。いや、うれしい、おもしろそう、もし現実となったら応援したい。
・・・カフェ開業。
業態をカフェとしたのは、どうやらカフェとして営業していた空き物件(親戚筋が所有)を利用したいと思っていたからみたいで、物件があるのなら、これはわりと現実的な話なんじゃないでしょうか。話が出た時は物件のことは聞いていなかったから、“行きたいお店”をイメージして企画書を作っただけだったのに。
今やカフェというのは、飲食店という域を超え、書架といっていいほどの大きな本棚が設置されていたり(京都にあります)、ニットカフェ(編み物教室が開かれる)なんていう業態もあって、これが人気だというのだから可能性は広がるし、飲食店としてのレベルが高ければ、間違いなく人気店への近道。
名古屋でたまたま立ち寄ったカフェは、道路に面した部分が花壇になっていて、花が咲き乱れているといった感じで、店内には温室まであって、女性に人気のようでした。友人は多趣味で器用だから、さらにいいプランを思いつくような気がします。どうなるんだろ、楽しみです。
・・・バール風。
企画書といっても、小皿料理を中心にしたバール(友人はイタリアンが好きで、料理も得意)がいいのではないかと思って作ったのですが、このプランが気に入ってくれたみたい(企画書には、もっと詳しく書きました)。開業の手引きとして“コンセプトが何より重要”と書いておいたので、コンセプト作りから始めているようです。
これでいける!って思えるコンセプトができるまで、とにかく作り上げてみる、これが重要だと考えています。