カフェや雑貨店を経営してみたいと考えたことがある人はきっと多いと思うのですが、“一坪販売”や“ワゴン販売”、“レンタルボックスでの委託販売”など、小さな店舗でも意外に利益が出るものなんですよ。
カフェや雑貨店を経営してみたい。子供の頃の夢ってことではなくて、仕事としておもしろいかも知れないなんて考えたことがある人って多いんじゃないでしょうか。経営となれば簡単なことではないのですが、小さなお店でも意外に利益が出るというのも、あながち嘘ではないのです。
・・・雑貨のおもしろさ。
下北沢経済新聞:店舗面積は1坪。店内には古着をリメークした商品、小物など約50点が並ぶ。中には、独特の風合いが出る「シルクスクリーン」という手作業で行う印刷技法でプリントをしたオリジナルのデザインTシャツなども。
友人が以前、雑貨の卸会社に勤務していたことがあって、その会社には卸部門と直販部門があり、販売に興味を持った友人は直販部門への配転を希望して、店舗ではなく、ワゴン販売という部署に配属されました。
ワゴン販売というのは、サイズにして0.5坪(畳一枚)ほどのワゴンに商品を陳列して、スーパーやショッピングモールの通路で販売するもの。基本給で最低保証されてはいるものの販売額によって給料が変動する“出来高制”なのですが、雑貨店巡りが趣味だった友人は社内でもトップクラスの販売実績を残しました。
接客や陳列など、ある程度の販売テクニックが必要ではあっても、一番の決めては“商品セレクト”で、どんなお客さんが通りかかるのかで品揃えを変え、そのセレクトがばっちり当たると、それはもうおもしろいように売れていき、テクニック的な不足は十分に補えるそう。
・・・一坪販売。
小さいお店でも家賃が高ければ、経営が難しくなるのは当然のこと。一坪販売というのは経営スタイルとしておもしろいらしく、そこまで本格的じゃなくても、雑貨などに多い委託販売の「レンタルボックス」を使って、副業でも10万円以上の利益(売上ではなく)を出す人もいるんだとか。
それにしても下北沢っていう地域は、おもしろい街ネタが多いですよね。