ネット上の著作権や肖像権。

インターネット上の著作権や肖像権の問題は、クリエティブコモンズなどの動きはあるものの、まだまだ多くの問題があって、こういった場合に日本司法支援センター(法テラス)が役立つかも知れず、京都市内なら朝日会館に法テラス京都があります。

文章でも写真でも、何かを表現するのは、とても楽しいことですよね。ブログが一般的になり、コメント機能を利用することで双方向のやり取りができ、この気軽なコミュニケーションが日常となっていく一方で、著作権というナーバスな問題が大きくなってきました。

・・・著作権の概念。

本や音楽、映像といった媒体は、機材などが必要だったことから、一部の人達によって制作されるものでした。それがパソコンが高機能化したこと、ソフトが一般用としても販売され、インターネット上に公開するためのシステムが無料で利用できるようになると、著作権は誰にも発生するものとなりました。

サイトやブログ、写真共有サイトなどに自分の作品をアップした時点で著作権が発生する。こうなると一般人であっても著作権者となるわけですよね。このブログも昨年の前半までは著作権についての表示をしていたのですが、現在は「クリエイティブコモンズ」の条件に合っていれば自由に利用できるスタイルに変更しました。

また、無知であっても他人の著作物をアップしてしまったとなると、著作権を侵害したことになり、有名人や著名人の写真をアップすれば、状態によっては肖像権の問題に抵触することもあるはずです。こういった部分に触れそうな場合は慎重に対処すべきですが、もし問題を起こしてしまったとなったら、法テラスにまず相談してみるのも一つの方法かも知れません。

・・・法テラス京都。

京都市内の場合、河原町通三条上ル一筋目東側にある朝日会館に、法テラス京都があります。正式には、日本司法支援センターといい、問題対処のための情報提供や相談を受ける公的機関です。ここは、問題を完全に解決するという役割ではなく、その道筋をつける、どうしていいのか分からない場合に相談をする場所といった感じです。

内閣府の調査によると、法テラスの認知度は3割に届かず、その役割を知っている人にいたっては1割以下なんだそうです。

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