映画「転校生」の舞台になった坂の町「尾道」は、全国にある小京都と呼ばれる町の一つで、尾道ラーメンでも有名ながら、高齢化のため坂の途中にある家々が空き家となりつつあるようです。
映画「転校生」が話題になったのは、今から何年前のことだったでしょう。それをきっかけに訪れた人も多いはずの、その尾道に時の流れが。風景の一部にもなっている坂のあちこちに空き家が目立ってきているようで、町並みが風化してしまうんじゃないかと考え、動き始めた人達がいます。
・・・小京都、尾道。
YOMIURI ONLINE:市中心部の千光寺山ではこの7年で1・5倍近くになり、6軒に1軒の割合になっていることが判明。市は「尾道らしい景観が失われかねない」として、新年度から入居促進に向けた事業をNPOに委託する。
小京都と呼ばれる地域が結成した「全国京都会議」という団体があり、京都市のほか、全国の自治体が参加していて、広島県尾道市もその一つ。
尾道駅は北側に山、すぐ前が海という位置にあり、平地が少ないために山手に家を建て続けたため、あちこちに坂道があるわけですが、晴れた日、山の中腹から見る海はきれいで感激するものの、住民の高齢化が進んだ今では、住環境としては最適とは言えず。
大学の友人の実家があるもので、何度も訪れたことがあり、尾道ラーメンでも有名です。商店街も残ってはいますが、当時すでに空き店舗が目立っていましたし、あれから時は過ぎ、商店街だけでなく、坂の上の家にまで。最近は通過するだけになっていたので、ちゃんと見て回りたいな。
・・・ 坂の途中の別荘。
尾道にはいくつかの思い出があって、前回(昨年)は台風が上陸するということで中止になったんです。それ以来、新幹線で通過するたびに思うことはあっても訪れることはなく。坂の途中に「坂の風」という貸別荘があって、ここに宿泊する計画まであったというのに。
空き家が宿泊施設になるというのも、一つのプランかも知れませんよね。