料理の下味に、香りや味わいのアクセントに胡椒は欠かせないのですが、その販売量が多いのは圧倒的に黒胡椒で、白胡椒の約10倍なんだそうです。
ゴールデンウィークに恒例の、友人宅で開かれたホームパーティでのこと。毎年なにかしら料理を作るのですが、買い出しから調理、食べるという一連のことをみんなでやるというのが当たり前みたいになっています。作った料理の中にちゃんぽん麺があって、これにかける胡椒の話題で意外なほど盛り上がりました。
・・・定番はどちら?
友人宅には、黒・白と2本のペッパーミルがあって、どちらかというと黒胡椒の方が減りが早いとのこと。好みによるとも思うのですが、黒胡椒が好きなこともあって、これは何となく分かるような気がするし、自宅のペッパーミルには黒胡椒が入れてあります。
それで、ちゃんぽん麺に、それぞれが胡椒をかけたのですが、その場にいた10人くらいで黒・白で半々という結果。その上でおもしろいのが、黒胡椒をかけた人達はその時々で使い分けているのに対して、白胡椒をかけた人達は黒胡椒をほぼ使わないらしいんです。
ラーメン屋さんでは白胡椒が多いような気がするし、ちゃんぽん麺を食べに行った時もテーブルに置いてあったのは白胡椒だったように思います。これが家で食べるとなると、両方あったとしても黒胡椒をかけるのは、あの香りが食欲をそそるからかな。
・・・黒胡椒>白胡椒。
今ちょっと調べてみたら、エスビー食品によると、販売量としては黒胡椒の方が圧倒的で、なんと約10倍。それに、白胡椒が横ばい傾向なのに対して、黒胡椒は伸びている。また、黒胡椒は下味のほかに香りや味わいのアクセントに使うなど用途が幅広いのに対して、白胡椒は下味に限定されているみたいです。
今回のホームパーティでは半々ということだから、白胡椒が好きな人達が極端に多く集まったということでしょうか(笑)