森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」の舞台の一つになっている「下鴨納涼古本まつり」は毎年、下鴨神社の参道「糺の森」で開催されます。
今年で22回目、下鴨神社の参道「糺の森」で開催される「下鴨納涼古本まつり」が始まりました。今日が初日ということもあって人出はそれほどでもありませんでしたが、これからお盆休みということもあって、盛り上がるのは週末あたりでしょうか。
・・・夜は短し歩けよ乙女。
いきなり話が逸れてしまうのですが、読書量管理サービス「読書メーター」による「2009年上半期読んだ本ランキング」の「書籍/小説」部門1位は、「夜は短し歩けよ乙女」だったそうです。著者の森見登美彦さんの本には、京都に実在する地名や行事がよく出てきます。
そして、「夜は短し歩けよ乙女」の中で、今回の「下鴨納涼古本まつり」が舞台の一つになっていて、実際とは全く違った雰囲気に仕立てられ、それもハチャメチャな展開として。文庫化されましたから、あまり書き過ぎると未読ならネタバレになってしまいますね。
ここ最近は古本をたくさん買い込むということはないのに、毎年ぷらぷら行ってはお店を覗き、そうやって過ごすのがお盆の恒例行事になっています。そして、毎年なにかしら、“ふい手に取って発見する楽しさ”を感じます。
・・・下鴨納涼古本まつり
日時:2009年8月11日(火)~16日(日)
会場:下鴨神社・糺の森
営業時間:午前10時~午後6時(16日は午後4時終了)
催事:日本最大規模の児童書コーナー(~午後4時30分、16日は午後2時終了)
夏だけのお楽しみ百円均一コーナー(~午後5時、16日は午後3時終了)
14・15日 紙芝居 あります(三邑会の古橋理絵さん)
ポスター画を描いた「はと」さんの缶バッチコーナー(15・16日)
特製うちわ、会場にて差し上げます。今年はポスターデザインを切り抜いたものです。
散歩がてら、また立ち寄ってみたいと思っています。