神戸の街を走っているベトナムの自転車タクシー(輪タク、通称:シクロ)が、五山の送り火の日に京都にやって来ました。
コメントで教えてもらったところによると、神戸のシクロが京都に来ていたみたいです。ベトナムの自転車タクシー(輪タク)のことをエントリーしたら、所有者ご本人が書き入れて下さり、なんと片道約9時間というのだから、かなり遠かったことでしょう。
・・・シクロ。
京都市内の中心部は道が狭くて一方通行になっているから、車が通るたびに避けないといけません。タクシーもよく通るので代替として何がいいアイデアはないか、シクロもその一つかもと考えて取り上げました。(付近の宅配便は、すでに人力に変わっています)
そのシクロの所有者さんが、はるばる京都までやって来た、それも特段の目的があったわけでもなく。ブログ「ジョバンニの闊歩、闊歩神戸・・・」によると、「構想10分、翌日実行」というのだから思い切ったことをしたというのか、やっぱりすごいこと。
京都駅前で撮影された誇らしげな写真が掲載されていて、達成感が表情にも感じられるのですが、これから折り返しを考えれば半分が終わったところ、疲れているだろうから復路の方が大変なわけで。それでも、京都に到着した頃に五山の送り火が見えたというのは、いい思い出になったはず。
・・・街をおもしろく。
京都市内の中心部だけを営業範囲にシクロが走るなんてことになると、利用する人もいるんじゃないかと思うんです。漕ぎ手はきっと若い人が担うんだろうし、一時期な仕事だとしてもこれもまたいい思い出になるはずで、ニュースとしてもおもしろいので。
人力車の曳き手(車夫)をしていた友人によると、とにかく人に会うのが楽しかったそうです。