老舗の喫茶店に人気のカフェ、チェーン系のコーヒーショップまで、京都市内にはたくさんの店舗があるのですが、コーヒーを飲むだけといった短時間で利用するコーヒーバー(ニューヨークで増えている)はまだ見当たりません。
老舗の喫茶店に人気のカフェ、チェーン系のコーヒーショップに地元のコーヒー豆焙煎店が直営する喫茶店など、京都市内、特に中心部は激戦区というほどの店舗数があり、困ることなんてないのに、個人的には物足りなさを感じています。
・・・観光のついでに
「京都カフェ散歩―喫茶都市をめぐる」という本が発刊されたことからも、観光のついでに、または京都を訪れる目的としてカフェや喫茶店を巡るという人達が少なからずいて、たまたま隣の席に座った人がガイドブックをテーブルに置いているなんてこともあります。
路地奥や古びた雑居ビルにあるお店でも、「観光客の方もわりと来られますよ」というご主人の話を聞いたりすると、“喫茶都市”というサブタイトルも大げさではないのかと思う一方で、さっと利用できるお店がないというのが物足りないところ。
錦市場を出たところにある立ち飲みのコーヒーショップ「びーんず亭」さんのような、10分ほどの利用でコーヒーを飲むことができるようなお店がないんです。タリーズやスタバなら可能なんですが、それとはちょっと違うスタイルのお店がニューヨークに増えているそうです。
・・・コーヒーバー
くつろぐためではない、コーヒーを飲んで気分転換してさっと出ていくというような新しい「コーヒーバー」というスタイルを打ち出している一一そこには、コーヒーを飲んで一息つくという機能だけがあるシンプルなもので、忙しく行き交う人達が多い街に、実は必要な場所なんじゃないかという気がして。
コーヒーバー、これはちょっとやってみたい感じ。