街のありのままを映し出す動画の京都版「KYOTO - CRUISE」2009年に引き続いて2010年版もアップされ、スティディカム+カメラで撮影された映像は、街歩きをしているような気がしてきます。
スティディカムという装置にカメラをセットして撮影することで、まるで自分が歩いているかのような映像になる、そんな街の様子を映し出した動画シリーズの京都2010年版がアップされましたので紹介します。今回は、テーマは何と表現したらいいのか。
・・・いろんな街を旅する気分
わりと身近なところでいえば、NHK「世界ふれあい街歩き」の映像でスティディカムが使われていて、今では簡易なものなら、数万円程度で手に入るそうです。カメラマンさんの視線の高さで撮影されていれば、まるで自分が歩いているかのように見えます。
この「CRUISE」は、日本や世界の街を10分くらいの映像に編集し、説明は全くなし、音は撮影時に収録されたままという、まさしく街を歩いているといった構成になっています。前回の2009年版は“京都の街と観光地”がテーマだったのですが、今回は“京都の街の素顔”といった感じ。
春先だったか、同シリーズの「WORLD - CRUISE 2010[世界一周を17分で!]」内では、先斗町と錦市場という京都でも人気の観光スポットが紹介されていたのですが、2010年版は早朝から深夜の、ちょっと裏側っぽい映像も入っています。
・・・ストリートビューの映像が更新されました
Googleの街を映像化するサービス「ストリートビュー」が更新され、カメラの高さを従来よりも下げた映像にしたことで、より臨場感がある映像になったような気がします。京都市内でもすでに一部で、今後はさらに更新される予定らしく、“街歩き”的な映像に切り替わっていくことになりそうですよ。
人の視線の高さというのが、やはりポイントですよね。