活動休止前の宇多田ヒカルさんのライブ「WILD LIFE」が動画配信サイト「Ustream」で生中継され、約10万人が同時視聴したと発表され、宇多田さん本人も「すげ〜」とtwitterでコメントが流れました。
年内いっぱいでアーティスト活動を一時休止すると発表した宇多田ヒカルさんのライブが、動画配信サイト「Ustream」で生中継され、映像が乱れるトラブルを起こしながらも多くの人達が視聴し、テレビからインターネットへの流れを印象づける出来事となりました。
・・・ブロードバンド
こういった事例で先行した作曲家、坂本龍一さんは、シアトルで行われた自身のピアノソロライブをUstで流したわけですが、今回は宇多田ヒカルさんとあって注目され、ユニークの視聴者数は345,000。同時視聴は10万人以上だったとのことで、これは全世界1位の記録になったそうですよ。
このツアー「WILD LIFE」は8日(2010/12/08)に横浜アリーナで行われ、デビュー曲からヒット曲、そして最新曲まで20曲あまりを歌い上げ、Ustの視聴者数が発表され、とんでもない数字が出たことを受け、宇多田さんも「すげ〜」と、Twitterでコメントしています。
テレビを持っていないので、現状の放送のことはよく分からないのですが、ブロードバンドが普及したことで放送と通信という分け方は大人の事情として残っているだけであって、今後はますますインターネットへの流れが加速するんでしょうね。
・・・NHKもネットで
NHKがYouTube上に公式チャンネル「NHK番組コレクション」を開設し、「NHKオンデマンド」で有料配信している番組の短縮版と、そこで配信される予定のない動画(開始時は約200本)の公開が始まりました。
アメリカのテレビ局や映画会社の映像を流す動画配信サイト「Hulu(フールー)」のようなサービスが、将来的には日本でも始まるのでしょうか。