京都市内を走る市バスは、一部のバス停が新装されたり、ベンチが新たに設置されたり、主要路線で女性運転手さんの姿を見かけるなど、イメージアップが図られているのですが、“観光都市らしいバス停”というアイデアとして、いくつか挙げてみたいと思います。
最近、市バスの主要路線で女性の運転手さんを見かける機会が増えていて、乗客にも好評だと聞くにつれ、何より運転とアナウンスが丁寧だし、主要路線は当然のことながら乗客数も多いわけだから、口コミが広がっていくのもやっぱり早いんでしょうね。
・・・バス停
普段はあまり市バスを利用しないのですが、既存のバス停が新装され、こちらも好評だとのこと。四条烏丸あたりにある新しいバス停は、かなり大型のものなので、歩道にスペースがある場所しか設置できないから、きっとほんの一部に留まるはず。
観光都市を標榜する京都市なのに、観光地周辺のバス停が古いというのは何とも気掛かりで、そのあたりに配慮して特別なバス停にすればいいのにと思うのですが、京都市交通局は財政難と聞くし、そこまで手が回らないといったことなのかも。
その一方で、バス停にベンチ100基が新設され始めているらしく、こちらは日常で利用する人達にはいいニュース。海外にはユニークなバス停があるもので、そのいくつかは京都市バスでも参考になるんじゃないでしょうか。
・・・洛バス
読者さんからの質問があった市バスについて、観光地を案内する周遊バスもありますが、主な観光地の横を通過する「洛バス」というのが3路線、毎日運行されていて、こちらは一般の路線と同じく同一運賃(大人220円)で利用できるので便利ですよ。
あちこちを見て回るなら、1日乗車券がお得です。