映画「ソーシャルネットワーク」が公開されたことで日本でも世界最大のSNS「Facebook」が注目され、その創業者のひとりであるザッカーバーグさんに興味を持つ一方で、そのコンセプトが比較されるのはやはり「Twitter」のようです。
ネット検索は、必要な情報を自分から取りに行くイメージであり、その反対にソーシャルネットワークから入ってくる情報は受け身的ではあるものの、“何らかのつながりを持った人からの情報”という特性から、信頼性という意味合いでは一段上といった感じですよね。
・・・匿名性だけがキーなのか?
映画「ソーシャルネットワーク」が公開されて、実名が基本の「Facebook」が日本でも注目され始め、デビッド・カークパトリック著「フェイスブック 若き天才の野望」は、今や世界最大のSNSの創業者のひとり、ザッカーバーグさんのインタビューを含めて構成されています。
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実際に本を読んでみると、「いろんなことがあったんだな」なんて感想は他人事だからそれで済むわけで、そうなると人物としてのザッカーバーグさんに興味がわくわけのですが、動画を探してみたら、オプラウィンフリー・ショーに出演時のもの(英語)があり、社交的な印象なんですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=17lRsdiMqbc
ソーシャルネットワーク系の記事を掲載するオンラインマガジン「Social Media Experience」にも、このところの流れなのか、Facebookに関する話題を取り上げることが増えているようにも思えて、日本でも実名SNSが広がるのかも注目していきたいところ。
匿名でも利用できるTwitterは、“ゆるいつながり”が日本でも受け入れられている要素だと思うのですが、Facebookが“リアルな関係をweb上でも構築する”というコンセプトの一方で、Twitterは“つながるのも自由、離れるのも自由”というあたり、全く正反対なんですよね。
個人的には今のところ、Twitterがおもしろいかな。