洋楽をジャズっぽくアレンジしたカバーアルバムをリリースしてヨーロッパで人気となった樹里からんさんが、「接吻 / kiss(オリジナルラブ)」などを“J-POPジャズ”という新たな形にしたアルバム「TORCH」を発売し、いよいよ日本でも注目されるようになりました。
最近、日本の音楽を聴くことがあまりなく、それもJ-POPともなれば、なおさら。そんなことだから、友人から聞いた“J-POPジャズ”という言葉は、それがどんなものか全く分からなかったのですが、じわじわ知られるようになっているんだとか。
・・・ヨーロッパからアジア、そして日本へ
3rdアルバム「TORCH」が発売された歌手、樹里からんさんは、ジャズ・ヴォーカリストとして出したアルバム「LOVER’S JAZZ」が、appleのiTunesを介してヨーロッパへ、ジャズ・チャートで注目された後にアジア、それも台湾で人気が高まったそうですよ。
今回も台湾で先行リリースされていたアルバムを、その話題性から日本でも今月2日に発売したというのだから、日本からアジアへというのはよくあるみたいだけど、その反対というのは珍しいのかも知れませんね。
アルバムに収録されているのは、上の「接吻 / kiss(オリジナルラブ)」のほか、ワインレッドの心やセカンド・ラブ、ミスター・サマータイムなど、全10曲。日本発売分には、ボーナストラックとして「島唄」が収録されています。
・・・大人っぽい
動画の「接吻 / kiss」は、原曲からしてそうですから、仕上がりとして大人っぽくなるわけなんでしょうけれど、艶っぽく歌い上げるというのは彼女の持ち味であるようで、今までのライブではピアノの伴奏だけで構成されるなど、こちらも聴いてみたいところ。
いい楽曲ですね、「接吻 / kiss」って。