京都市内の中心部の移動は自転車が便利で、観光用のレンタサイクルのほか、時間制の街乗り用ステーションもあり、また路地裏や町家をガイドが丁寧な説明とともに案内するツアーも毎日開催されていて、このプロジェクトは8年ほど前に始まったんだとか。
今年は梅雨入りが早かったせいで、大好きな初夏が短く感じられ、すごく残念でした。この時期に連れ立って東京や横浜から遊びに来る友人たち一行も予定を取り止め、来月に行われる祇園祭に合わせて入洛するようです。それで、今回の話題は街の移動に便利な自転車のこと。
・・・自転車サイズの街
観光客向けのツアーを主催している、京都サイクリングツアープロジェクト「KCTP」の紹介です。さらっと名所を周遊するというものではなく、“自転車観光”という路地裏や町家、京のおばんざいなど、テーマ別にガイドが同行するツアーを毎日開催。
“銀輪”というオリジナル自転車まであって、京都駅のほか、錦市場や金閣寺の近くにも拠点があり、街のことをよく知る人ならレンタサイクル(案内などの情報提供あり)としても利用できます。そして、この活動は8年ほど前に始まったんだとか。
一人でも案内してもらえること、また特別なツアーが企画されることもあり、ツアーの終了後、そのまま自転車を利用できるというのもいいですよね。実際に参加した知人の話によると、各所での説明がとても丁寧だったとのこと。今度、友人たちが遊びに来たら、ツアーに参加するか、訊いてみよう。
・・・京都の街から
京都造形芸術大学ウルトラファクトリーが主催するプロジェクトは、東北地方太平洋沖地震の復興に際し、荷物を搬送する小型トレーラー付き自転車を寄贈するというもの。そして、すでに現地に送り届けられ、利用されているようです。ポリタンク3本を積んで走行できるというのだから、頑丈なトレーラーなんですね。
そう考えると、今ではあまり見かけなくなったリアカーが現地で活躍するのかも知れませんよね。