人の目線に近い撮影ができる装置「ステディカム」は、これにカメラを取り付けることで手ブレすることなく、まるで自分が見ているような映像になり、最近ではiPhone専用のものも販売されています。
前回の記事「京都市内を、まるごと無線LANにしてほしい」で、「ステディカムとは何ですか?」という質問が届きました。そして、アップした日の夜にちょうどテレビ番組でも取り上げられたということで、知っている範囲で書いてみたいと思います。
・・・歩いているような臨場感
記事の中にも書いてあるNHKの番組「世界ふれあい街歩き」の撮影に使用されていて、高価かつ相当な重量があるということで、肩と腰にベルト状の器具を装着しているそうです。その姿は、サッカー中継のグラウンド上から撮影するシーンとして映り込むことがありますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=bSyxra4iYro
上の動画は、京都の先斗町通の様子をステディカムを使用して撮影されています。まるで自分が歩いているかのように映る、これがステディカムの特長であり、通常ならカメラを手で持っていることで起こる“手ブレ”を吸収します。
YouTube上で、この動画はシリーズ化されていて、個人的に好きなチャンネルのひとつ。ステディカムで撮影しているところを見たことがありますが、上述したように身体に仰々しく装着した状態ですから、前から向かってくると、一体なんだろうって思うはずです。
・・・おもしろそう
その話を友人にしたら、テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」内で紹介されていたというので調べてみると、iPhone専用の「ステディカム・スムージー」が市販されたとのこと。価格は24,900円ながら、これはかなりの低価格なんだそうです。
WikiPedia上のステディカムのページには、上の動画(ニューヨーク版)が使用例として掲載されています。