京都の伝統行事「祇園祭」が始まるのと合わせて、最近では四条烏丸界隈の不法駐輪の自転車を撤去することも、今では恒例の行事のようになりました。
これを書いているのは、7月10日。今日から祇園祭の山鉾を組み立てる“鉾建て(山建て)”が始まりました。山鉾巡行までのこれから一週間、京都市内の四条烏丸あたりは人でごった返し、今年はすでに梅雨が明けたので、夕方でも街に熱が残るはずだから、熱中症のことも心配。
・・・興味を持ってもらう仕掛け
今頃、四条大橋では神輿洗いが終わり、八坂神社へと帰参しているのではないでしょうか。ちょっと分かりづらいですが、その様子です:
http://www.flickr.com/photos/15032014@N06/4782324683/in/photostream/
祇園祭は7月1日の、神事始めの儀式「吉符(きっぷ)入り」から始まります。それに合わせるかのように、四条烏丸一帯では、不法駐輪の自転車を一斉に撤去するのも恒例行事のよう。(このあたりの駐輪スペース不足を補おうと、今夏から本来は自動車用である駐車場の一部が駐輪場になりました)
が、もうそろそろ、自転車の利用について、抜本的に考え直す時期にきていると思うんですよね。カフェ新聞でも何度か取り上げている“レンタサイクル”を行政が本腰を入れて、街のシステムとして組み込むべきじゃないか、と。利用に手間がかからなくて、乗ってみたいと思わせる仕掛けはないだろうか?
・・・レンタサイクル
今までは、拠点を設けて人による配車か、高価な専用機器を設置するかのどちらか。先日、情報収集用のRSSに「スマートロックを備えたレンタル自転車」というのが流れてきて、これはGPS付きの自動制御のロックが付いていて、どこにもありそうなポールに自転車をロックするというもの。
このシステムなら、新しいモノ好きの人なら興味を持ってくれるんじゃないかな?