京都市内が無料Wifi化する日は来るのか?

都市部の通信環境を広範囲で整備することを“スマートシティ化”というそうで、そういった意味では観光都市である京都市でも必要とされているはずなのに、Wifiを無料開放は一部で限定的に行われているだけです。

先日の「今回は出町柳、京都でかき氷(3)」で取り上げた出町柳界隈の一部、アーケードが設置されているあたりに、そこにある商店とお客さん向けに無料の公衆無線LANが整備され、まだ試用段階と話されていましたが、もう十分に機能しているようでした。

・・・必要とされているはずなのに

カフェ新聞では、無料で利用できる公衆無線LANサービス(今ではWifiの方が一般的でしょうか)について、何度か取り上げています。その中でも四条通一帯では便利なゆえ、それに無料であることも手伝って利用者が増え、常設の看板も設置されているようです:

@kyotoshijo四条通りの案内看板が新しくなりました。交通機関の時間検索システムや近隣地図、無線LANのパスワードなど、四条がより便利にご利用いただけると思います。是非ご覧下さいませ!#shijo_musen #kyoto http://lockerz.com/s/122822526

京都市内ではかつて、京都駅や大型商業ビルなどに公衆無線LANを配備する実証実験として「みあこネット」というサービスがあり、ただこれは約10年前に始まって、現在ほど一般に必要とされる環境にありませんでしたから、今は京大構内などに一部が残るだけとなっています。

その一方で海外の都市に目を向けると、スターバックスが全米の1万以上の店舗でWifiを無料開放したり、ロンドンではバージン・メディアが、バスの車内を手始めにバス停や近隣の商店などに広げる形で、こちらも無料で利用できる模様です。

・・・スマートシティ化

いつものことながら調べていて知ったニュースによると、台湾の台北では今秋からの無料Wifiサービスが始まるみたいだし、アジアではシンガポールが先行しているようで、こういった都市部の通信環境を広範囲で整備することを“スマートシティ化”というそうです。

京都市は観光都市でもあるのだから、やっぱり必要なのでは?

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