晩夏を迎えた京都、古本まつりも終わって

京都では毎年、お盆に下鴨神社の南側にある糺の森で「下鴨納涼古本まつり」が開催され、15日には京大近くの百万遍さんの境内で「手づくり市」が、最終日は五山送り火が行われる日でもあります。

日中の蒸し暑さはまだ残るものの、京都市内は晩夏という感じになってきました。夜風の涼しさからして、鴨川納涼床を楽しむ人達は、心地よい雰囲気の中で舌鼓を打つといった、終わり行く京都の夏を肌でも味わいつつ、良き時間を過ごされていることでしょう。

・・・京都のお盆といえば

お盆の間に毎年、下鴨神社の南側にある糺の森(だたすのもり)で開催される「下鴨納涼古本まつり」は、今年も多くの人達が詰め掛けて大賑わいだったようで、今ではインターネット上でも古書が売買されていますが、古本まつりには独特のおもしろさがあるように思います:

@maimai_kyoto下鴨森歩き、終了!ありがとうございました◎ 古本市なう。古本が80万冊って、パラダイスか!(´Д` ) instagr.am/p/KNEHd/

そして、15日には京大近くの百万遍さんの境内で「手づくり市」が行われ、こちらは毎月の開催ながら古本まつりからの流れ(逆もあるはず)からか、今年もかなりの人出だったように思います。こちらでは、お目当てのマフィンを購入。

で、16日は五山送り火でしたので、友人と眺めていたら、「ブログにも書いてたブックカフェって、最近ほんと増えたね。たまに行くけど、お客さん多いよ」と。本を販売しているお店もあるけれど、本棚に並べて自由に読むことができるスタイルも反応がいいようなんですよね。

・・・新古書

日本では、新刊として売れなかった場合、廃棄処分となってしまうわけですが、ある一定の期間を過ぎると、新古書という扱いにして価格も下げるといった方法、だけどこれは諸々の問題を含んでいるんでしょうね。デジタル書籍が一般的になれば、そもそも新古書なんて関係ないのか…

そんなことを、今年の古本まつりを機に考えたのでした。

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