京都市内で本屋さんをやってみたいという友人の話から、自転車で売ってみるのはどうだろうと盛り上がり、それについて調べてみたら、ビジネスとして荷台が前にある前二輪式三輪車(これを仕事系三輪自転車と呼ぶらしい)で実際の事例があり、これがおもしろい。
カフェ新聞で最近、古本のことを時おり書いていたのは、京都の夏の風物詩である「下鴨納涼古本まつり」が開催されるという時期的なこともありますが、友人が「新刊を扱う本屋さんをやってみたいけれど、業界の事情がいろいろあって」という話が出たことも理由のひとつ。
・・・自分らしい起業とは?
改めて考えてみると、本屋さんというのは、新規出店となれば、大型書店か地元の中堅書店の支店といった感じで、新刊を扱う個人経営の書店というのは見かけないように思う。これは書籍業界に独特の配本という仕組みが関係しているとのこと。
それに対して古書を取り扱う場合は、古物商許可の申請が通れば可能ということで、京都市内でも古本を扱うカフェなどが増えているし、その多くが個人経営のようだから、「古書店なら可能だから、その方が現実的」というのが友人の弁。
で、盛り上がったのは、自転車で売り歩くことはできないかという話。そうです、また自転車の話題(笑)
起業といっても、家賃などの固定費がかかるスタイルにしてしまうと、それだけリスクは高まるわけで、当たりをつけるつもりで自転車で売ってみる、それも荷台が前にある前二輪式三輪車で。こういうタイプのものを最近では、“仕事系三輪自転車”と呼ぶんだそうですよ。
・・・三輪自転車で起業
それで調べて見ると、「焙煎したてのコーヒー豆を自転車で届ける」とか「仕事系自転車のサンリン自転車生活社を始める訳」などが見つかりました。やや高価なようですが、移動が簡単だから、ちょっとした駐車スペースや、場合によっては建物の中に入れることも可能ですよね。
それになんと言っても、目立つ一一この機動性と宣伝効果は魅力的。