2011年、京都の紅葉は早めに色づくんじゃないかと思っているのですが、松茸や栗などの初物が例年通りに並び始めたタイミングで、ガイドブックにはあまり載らない場所を紹介する「船越英一郎の京都案内」が発売されました。
夕方の気温が15℃を下回ると、肌寒さを感じることからスーパーで鍋物の具材が売れるなんていわれますが、現在(10月中旬)の京都市内は、朝晩でもそこまでは下がっていませんから、本格的な秋というにはまだ早い感じです。
・・・秋の初物
それでも、晩夏があっという間に過ぎたからか、今年は秋の訪れが早かったように思うし、錦市場には丹波の松茸や栗が並び始め、京料理屋さんでは松茸と秋鱧の土瓶蒸しがメニューに入り、和菓子屋さんには栗餅と、初物がお目見えしています。
https://www.youtube.com/watch?v=8hfiA96qY-M
上の動画は、昨秋にアップされたもの。ここ数年は晩秋に気温がなかなか下がらず、12月に入るかというところで色づく感じだから、紅葉狩りのタイミングで京都に行きたいと思っている人には、なんとも気忙しいことでした。
市内中心部からでも紅葉している様子を見ることができるとしても、間近なら深紅の、それが終わりの頃ともなれば、まるで絨毯のような光景が目の前に広がります。また、岩倉実相院では、磨き上げられた廊下に映り込む紅葉が時候のニュースとして毎年のように流れます。
・・・これはずるい
グルメについては、あまり目立たないような形で飲食店を利用されるでしょうから、それなりのお値段のお店が紹介されていますが、観光の際に手引きになるようにと、全体的に一般のガイドブックには載っていないような内容で、本の中身は真面目な構成ですよ、表紙のイメージとは違って(笑)
もうこれは笑わせようとしているとしか思えないんだもの。