京都で白濁スープの水炊き

京都市内で水炊きの有名どころといえば、坂本龍馬も愛したという「鳥彌三」さんに、ほかは「ぎをん縄手 とり安」さんや「水炊き鳥料理 新三浦」さんが挙げられ、それぞれ白濁したスープに特長があると思います。

今になって振り返ってみると、今年は水炊きを食べに行く機会が多かったように思います。それは打ち上げだとか、宴会だとか、自ら食べたくてという感じではなかったものの、鶏肉は好きだし、今回は水炊きの、特に白濁したスープのお店を挙げてみますね。

・・・鳥彌三(とりやさ)

木屋町四条を下がったところ、創業から220年あまり、あの坂本龍馬も愛したという水炊きは、仲居さんによる給仕で、最初のスープからして旨いと言ってしまう。お値段が張るし、たびたび食べるのは無理だけど、夜だと佇まいや窓からの景色が格別です。

・・・ぎをん縄手 とり安

こちらも50年というのだから、老舗と言える水炊き専門店。白濁スープに、艶々の鶏肉とポン酢がよく合って、コース料理と酒代でひとり1万円くらい。2階の座敷は事前に予約を、カウンターで気軽に食べることもできますよ。

・・・水炊き鳥料理 新三浦

独特の風味を持ったスープで、鶏肉の旨味も味わえるし、それに白菜ではなくてキャベツが入っていて、この甘さもまたおいしさのうち。ちょっと量が多いかなと思うのに、最後の雑炊までちゃんと食べられるんです。酒代込みで、ひとり1万円くらい。

・・・ご家庭で

結構なお値段ですから、カフェ新聞で以前に紹介した「博多の水炊きのスープ」などを参考に作ってみるもよし、ほかにないかと検索してみたら、「炊飯器で作る鶏の水炊き」という記事があって、スープを炊飯器で短時間で作ってしまおうという大胆なもの(笑)

白濁したスープを作る際、圧力鍋なら約30分ほどでできますよ。

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