iPhoneや小型のカメラをセットして、人が見ているように撮影するための呼ばれる「ステディカム」という装置があり、やや高価ながら最近では個人でも購入して撮影している人も増えていて、Youtubeなどにアップされています。
先日、地下鉄・五条駅から地上へ、そして鴨川に向かっていると、何やら普通とは違った歩き方をしている後ろ姿が前方にあって、その速度もゆっくりだったものだから追いついてしまったら、ステディカムを使って街を撮影しているところでした。
・・・小型のステディカム
撮影しているところを目撃したことは何度かありますが、いつも正面からだったこともあって、今回のように後ろから見たのは初めてで、独特の動きというか、ちょうど目線の高さを保ちつつ操作するのだから、これは慣れないと難しいはず。
五条通の鴨川あたりは、公園などがあって風景を撮影するにはいいところだし、ここから木屋町通を北へしばらく進むと横道に逸れる路地があり、そこを入れば、京町家が立ち並び、風情のある映像になるんじゃないかと思います。
その撮影で使われていた機材は、「Steadicam Merlin(ステディカム・マーリン)」呼ばれているもので、輸入品ですので価格はまちまちなものの、8万円前後というのが相場のよう(これの下位モデルが以前に紹介した、iPhoneでの撮影が可能なスムージー)で、これだと約2Kgまでの小型カメラを載せることができるとのこと。
・・・おもしろい映像がいっぱい
今では個人で購入して撮影している人も多いらしく、ちょっと調べただけでもたくさん出てきました。例えば、これ:
https://www.youtube.com/watch?v=-H8iIATtueo
効果音を加えるなど、編集してあるので臨場感が演出されていると言えばそうなんですが、予測がつかない子供の動きに追いかけながら撮影しても、映像の揺れがあまりないので、見ていて酔うようなことはないのがいいところ。
ステディカムは主に街を撮影することに使われているなど、工夫と発想しだいでまだまだ用途がありそうですよね。