京都市内の全ての電車・バスを利用できるフリーパス

京都市内の地下鉄や私鉄線、市バスなどを利用できるフリーパスは複数ありますが、「『歩くまち・京都』京都フリーパス」は、JRを含めて鉄道とバスの全15社、市内を最も広範囲で移動できる観光パスです。

カフェ新聞では今まで、京都市営地下鉄や市バス、それと私鉄線を組み合わせた観光フリーパスを利用シーン別に紹介してきました。そして、昨年に引き続いて市内のほぼ全ての交通機関が利用できるフリーパスが発売され、さらに今回からJR線も加わりました。

・・・1日券を実質値下げ

このフリーパス「『歩くまち・京都』京都フリーパス」は、鉄道7社とバス8社を自由に利用できることから、従来から販売されているフリーパスよりも広い範囲を移動できるわりに、価格はほぼ同等。観光シーズンの渋滞緩和が目的のため、京都観光マップやガイド、施設や飲食店の優待案内の冊子が付きます。

※ほぼ同等というのは、広範囲に移動するために2枚のフリーパスを組み合わせるとか、フリーパス1枚に範囲外の料金を加算するなど、その合計の金額が同じくらいということです。

今回から1日券でもJR線が利用できるようになり、価格は据え置きになりましたから実質の値下げ。地下鉄の主要な駅や観光案内所などで販売されるのですが、残念なことに子供用の設定がありません。ちなみに、2日券は京都までの乗車券とセットで販売されます。

このところ、京都市交通局が利用促進のための施策を次々で繰り出していて、映画「けいおん!」の公開と合わせてスタンプラリーを実施。これについては、ルート案内のページまで作ってあり、ここでもフリーパスが利用できることをアピールしています。

・・・増客キャンペーン

また、購入価格よりも額面が割り増しされる「トラフィカ京カード」という、地下鉄と市バスで利用できるものがあり、これになんとオリジナルのキャラクター「太秦萌(もえ)」を新たに登場させ、1万枚も用意したというのだから、思い切ったというのか、大胆というのか(笑)

太秦萌さん、これから、あちこちで見かけることになりそうです。

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