フィルターなしのコーヒードリッパーで、おいしくコーヒーを淹れるには、いつもコーヒー豆を買っている「びーんず亭(大丸京都店の東側)」の方によると、“コーヒー豆の味と香りがストレートに出るので、とにかく鮮度が重要”とのことでした。
京都市内にもコーヒーバーのような立ち飲み&持ち帰り専門のコーヒーショップがもっとできればいいのにと日頃から思っているのですが、それに近いスタイルのお店が普段の行動範囲内に一軒あって、コーヒー豆を買うこともあるし、コーヒーの淹れ方なんかも教えてくれるので、今回はそんな話題を中心に。
・・・コーヒー豆の鮮度
四条烏丸あたりに用事があると、大丸京都店の東側にある「びーんず亭」さんに立ち寄ることがあるのですが、焙煎専門店のアンテナショップであり、基本的にはコーヒー豆の店頭販売・通販が主で、有料の試飲という形で立ち飲みでも提供されています。
ここでコーヒー豆を買い求めると、ペーパーフィルターまたはフレンチプレス、それにエスプレッソまたはコーヒーマシーンなど、その器具に最適な、もしくは好みによってコーヒー豆を挽いてくれ、必要なら簡単な抽出時のアドバイスもしてくれます。
それで、よく言われるのが、“コーヒー豆の鮮度”について。保存状態によっては、コーヒーの味と香りを大きく損なってしまう。それでもペーパーフィルターで抽出した場合だと、ある程度は吸着してくれる一方で、本来は残したい旨味や香りを含むオイル成分もカットしまう。
・・・いい方法はないのか?
そこで、以前に紹介した「ペーパーフィルター不要のコーヒードリッパー」ということになるのですが、これは逆で、オイル成分は抽出できるものの、コーヒー豆の性質がストレートに出るから、鮮度が決定的に重要になるそうです。それ以外には、コーヒー豆の違いがはっきりと分かる、と。
このドリッパーは、その形状から寒い時期には、どうしてもコーヒーがぬるくなってしまうんですよね。