京都の伝統的な技術で、身近な調理器具を

ラクエ四条烏丸で開催されている「パンを食べる七つ道具」は、京都で作られているガスコンロでパンを焼く網などの道具を展示・販売するイベントです。

買ってみて使ってみないと本当のところは分からないといつも言う、そんな新しいもの好きの友人は、実は伝統産業に従事する跡取りでもあって、それは今時っぽくもあるのですが、お父さまも好奇心たっぷりなんですよね。そんな友人から紹介してもらった道具展に行ってみました。

・・・盛況のようです

そんなことはすっかり忘れていて、たまたま地下鉄・四条駅に隣接する商業施設「ラクエ四条烏丸」から地上へ出ようと館内に入ると、どこか見覚えのあるポスターが目に止まり、そうだそうだと、「パンを食べる七つ道具」展を見学。

これは展覧会のようなものではなく、専用コーナーでの展示といった感じで、もちろん手に取ってみることもできますし、購入も可能。当日は時間帯がずれていたんでしょうね、その道具を使ってみる「お試し会」も実施されているようです。その道具の中には京都で作られているものも:

烏丸経済新聞:京都「金網つじ」のパンをじか火で焼ける網(小・3,360円、大・4,515円)などを集めた。

つい先日、河原町三条にある「アンジェ」さんに立ち寄った際、三階の調理器具などを販売しているコーナーに「金網つじ」さんの商品が並んでいました。そこには確か、この焼き網はなかったと思うのですが、ガスコンロで、パンが2〜3分で焼き上がるそうですよ。

・・・こんなものまで

上記の友人宅へ遊びに行った時のこと、コーヒー好きでもある彼は、器具もたくさん持っていて、その中に「手編みのコーヒードリッパー」というのもあって、これも伝統的な技術を転用したものと言えるはずで、京都市内の「辻和金網」さんで製造・販売されているんですよ。

形状からも想像できる通り、気温が低い時期には、どうしてもコーヒーが冷めてしまいますのでご注意を。

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