京都・御幸町「関東屋」塩麹

京都の御所南にある老舗の味噌醸造元「関東屋」で販売されている「手作り塩麹」は、容器に水を注いでそのまま発酵させるだけでいい便利さで、よく売れているそうですよ。

以前の「食べるラー油」がそうであったように、今回の「塩麹」ブームも女性誌が発端だったのでしょうか。熟成に時間がかかるものの、簡単に作ることができるし、旨味を加える調味料として便利だということもあって、一般的なものとして定着しそうな気がしています。

・・・祖母宅の味

先日、京都タカシマヤさんで行われていた恒例のイベント「京の味ごちそう展」に立ち寄ったら、御所南にある老舗の味噌醸造元「関東屋」さんも出展しておられ、容器に水を注ぐだけでいい「手作り塩麹」が販売されていました。やはりよく売れるそうです。

祖母宅では、発酵食品はほぼ自家製だし、塩麹も日常的に使っている身近な調味料で、魚の切り身や鶏もも肉を漬けてから焼いたり、新鮮なイカが手に入った時は、塩麹を混ぜて塩辛を作ったり、焼き飯に入れるとコクが出るとも言っていたはず。

最近は高血圧のこともあって、できるだけ使う量を減らしているようだけど、それでも入れないと物足りないらしく、「今ね、ブームなんだよ」って言ったら、「こんなありふれたものが、なんで今頃になって」と笑っておりました。

・・・料理屋さんでは

知人が経営する飲食店でも話題になることが多いらしくて、水抜きして塩麹に漬けた(一晩くらいと言っていました)豆腐を出したり、エリンギを漬けて串焼きにしたり、これから先だと、枝豆にまぶして馴染ませたあと、皮ごとオーブンで焼くと、すごく甘くなるんだそうですよ。

そう言えば、サブウェイにも塩麹を使った具材入りのサンドイッチが発売されましたね。

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