京都市内には、事業体は違うものの無料Wifiが整備されて利用できるエリアが広がっているのですが、その一方で速度が遅い、もしくは接続しづらい状況になることが、実感として増えているように思います。
カフェ新聞では「四条通が無料wifiスポットに」や「京都どこでもインターネット」など、何度となく無料Wifiのことを取り上げてきたのですが、利用できるポイントが増えている一方で、どうも接続しづらい、もしくは速度が落ちている状況になっているような気がします。
・・・観光には不可欠のインフラ
京都市内は今、ちょうど桜の時期とあって、秋の紅葉と並ぶ観光シーズンです。外国から入洛する方々も多く、スマートフォンが多く出回っていますから、Wifiは不可欠なインフラながら、接続できるポイントが少ないだけでなく、速度が遅いという問題があるように感じます。
このあたりの事情に詳しい知人によると、店舗や個人宅にWifi用の小型アンテナを設置して外部に開放する方法が取られたことで、それらの数や位置関係によっては電波のキャッチを阻害する原因になることもあるとかで、その解決は簡単ではないそうです。
スマートフォン本体の3GやWimaxも併用しているので、特段なにか事情がなければ街の無料Wifiには接続しないのは、こうも多くの事業者が提供しているとなると、セキュリティ上の問題があった場合に対処できないと思うから。こうなるともう便利とは言えなくなりますよね。
・・・ポケットルーター
ちょっと話は変わって、友人が持っていた「WN-G150TR」は、オフィスやホテル、自室などの有線LANを無線LANに変換する小型のルーター。彼女はMacBook Airを使っているから、そのままでは有線LANに接続できないので、外出時は必携のアイテムなんだそう。
これは、ルーターと特定の端末だけを接続するように設定できるから、セキュリティ的に安全なんだそうです。