京都の路地というのは、そのまま映画のセットみたいだというのは、友人の弁なのですが、今はiPhoneと、実際に歩いているかのような映像を撮影するための装置「ステディカム」を利用すると、少し慣れが必要なもののプロっぽい仕上がりになるんだそうです。
これは、京都を訪れた友人が言ったことなんですが、彼は出張先や旅先には必ず機材を持って行き、合間を利用しては撮影してきたそうで、今回の京都では路地と決めていたみたい。以前ならかさ張った機材も、高画質を求めなければ、iPhoneと折り畳み傘くらいの大きさの装置だけで可能だとのこと。
・・・iPhone4Sとステディカム
本格的な撮影をする際には、デジタル一眼レフと、カフェ新聞でも何度か紹介している「ステディカム」を使うようで、今春に発売された「Steadicam Merlin 2」は、かなり扱いやすくなった、と。それで今回のような出張時には、iPhone用の「スムージー」という小型タイプを持参するという。
彼によると、鹿児島放送の情報バラエティ「Kingspe(キンスペ)」という番組で、深夜枠の放送で一回だけという試みながら、iPhone4Sのみで撮影した映像が流れたそうです。これは、ステディカムや三脚、それに加えて、ある程度の撮影技術があれば可能なものの、動きが早い被写体は無理なので、デジカメで代用するといいらしい。
ステディカムを利用して撮影された映像ということでは、NHK「世界ふれあい街歩き」が挙げられるのですが、いつの間にやら総合テレビでの再放送が終了し、今はBSプレミアムのみとなっているんですね。
・・・京都の路地
京阪電車の清水五条駅近くの「あじき路地」では、映画「舞妓Haaaan!!!」などの撮影が行われましたし、祇園の石塀小路は2時間ドラマでは定番と言っていいくらい。例えば、こんな感じのシーン(笑):
彼は今回、このブログで知った「ELEPHANT FACTORY COFFEE」があるの細い路地を撮影したそうです。