京都どこでもインターネット「KYOTO_WiFi」始まる

京都市が整備する無料の公衆無線LAN「京都どこでもインターネット KYOTO_WiFi」がスタートすることとなり、商店街などが運営するローカルなサービスと、コンビニや飲食店、それに携帯電話会社各社のサービス網と合わせれば、京都市内全域でWifiが利用できるような状況です。

祇園祭の山鉾巡行に16万人、その前の宵山は週末と祝日に当たったため、それぞれ25万人、29万人、40万人と、多くの見物客で賑わいました。こういった際に便利なのが公衆無線LANなのですが、一度に接続する端末数が多かったためでしょうね、もっさりしていたとのこと。

・・・便利さとセキュリティー

カフェ新聞では、京都市内の公衆無線LANの状況(前回分の記事)を何度か伝えてきて、公共施設や駅などの主要な場所と、商店街、コンビニ、それに飲食店などの小規模なものまで含めると、Wimaxなどの端末を持っていなくても接続できる状況になりました。

以前に少し触れた京都市による整備事業「京都どこでもインターネット KYOTO_WiFi」が8月中旬から順次スタートし、提携分を含めると630カ所が今年度末までに運用されることになると発表があり、3時間まで連続(再接続も可)で、無料で利用できるとのこと。

市内には四条通出町商店街などのほか、FREESPOT、携帯会社各社がそれぞれの公衆無線LANを整備していますから、接続スピードはもちろんのこと、セキュリティーについても独自のルールで運営されていて、個人情報の扱いについても同様に、個別に確認・注意が必要です。

・・・スマートフォンが当たり前に

巡行を見物する人達の手にはスマホが握られていて、大抵は3G回線での接続でしょうから問題はないんでしょうけれど、目の前を通る山鉾の情報を動画付きで案内するサイトもあって、こうなると公衆無線LANが必要になってくるだろうから、この整備事業が滞りなく進むことを期待して待ちたいと思います。

ガラケーからスマホへと変わり、今はもう当たり前って感じですよね。

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