京都市公衆無線LAN「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」は、利用できるエリアに貼ってあるステッカーに記載されているアドレスに空メールを送信してパスワードを受け取ってから接続がスタートし、ちなみに初回だけの手続きです。
8月中旬からサービスがスタートすると、先月に記事にした「京都どこでもインターネット「KYOTO_WiFi」」がいよいよアナウンスされ、実際に使ってみたところ、少しばかり気になる点があったので対処法を挙げておきたいと思います。
・・・初回の接続で
サービスの概要では、京都市内630カ所で利用できるということになっていますが、サービス開始時は京都駅の北側バスターミナルなどの一部と限定的で、年内を目処にほとんどのエリアで利用できるようにするべく、順次整備していく計画とのこと。
その気になる点というのは、初回の接続時のみの操作として、空メールを送信後の返信に記載されているパスワードがないと接続できない仕組みとなっているため、Wi-Fi専用の機器の場合は、別の通信手段がないと現地で接続できないことになってしまいます。
近くにある公衆無線LAN、または携帯電話でパスワードを受け取るか、住まいやホテルなどで事前に済ませておくなどの対処が必要です。この京都市による施策は、海外から入洛する外国人観光客の要望が多かったからというきっかけで始まったのに、これは何とも頂けない。
※震災などの緊急時には初回の手続きを不要とし、接続時間の制限も解除されます。
・・・ステッカーのある場所で利用できます
サービスが広がっていけば、街のあちこちで「KYOTO_WiFi」のステッカーを目にする機会が増えると思いますが、一部で英語が併記されている程度ですから説明が不足しているようにも、それに多言語での案内がないと、やはり不親切ということになりますよね。
初回の手続きはセキュリティーということなのでしょうか、これは仕方がないのかな。