京都市内で日本人の店主さんによるスパイスが効いたカレーを提供している専門店の第一弾として、アジルとカモガワラボ、カレー屋クスン、カラヒカレーを紹介しています。
京都でカレー(1)と(2)の続編です。今回は、夏じゃなくてもじんわりと汗ばむようなスパイスたっぷりのカレーを取り上げてみたいと思います。最近のお気に入りを4つ、それも日本人の店主さんによる独自の調合で提供されているものばかりです。
・・・三条商店街、アジル
千本三条の交差点を東へ入った先のフレスコ三条店を越えたあたり、二条駅からでも10分かからないはず。3種類のみ、店内にスパイスの香りが充満するカウンター5席ほどの小さな専門店です。カレーは見た目からして独特な、まだ新しいこともあってこれからも進化していきそうな感じだし、応援の意味も込めて。
・・・河原町通丸太町東入ル、カモガワラボ
洋服やバッグ、アクセサリーの工房を併設している鴨川近くのおしゃれなカフェのように思いがちなところを裏切って、幾度か“クセになる味”と聞いたけれど、食べてみると確かに、そのカレーは手抜きなしのとっても複雑な味わいと香りなのです。
・・・寺町通四条下ル、karahi curry(カラヒカレー)
雑居ビルの2階にある小さなカレー屋さんで、メニュー代わりの黒板にはチキンカレーと大盛り、他にチャイとビール、コーラ、それとカレーとチャイのセット。スパイスはやや抑えめなれど、個人的には好みだし、チャイを飲みながら店主さんと話すのも楽しみのひとつ。
・・・河原町通丸太町上ル、カレー屋クスン
夜は居酒屋になるというカフェっぽい店舗で、昼間だけの営業です。イベントなどで屋台として出店してきた経緯から、オープン当初にはすでに味が決まっていたこともあって、スパイスが効いたカレー好きの間で噂になったらしく、そのスパイスはスリランカに買い付けに行くそうです。それにこのカレーの発汗作用がすごくて、夏の初めに行った時にはえらいことになりました(笑)
アジルさんとカモガワラボさんはご夫婦で、カレー屋クスンさんは女性の店主さんです。