神宮道「大阪屋」の甘酒とレシピ

平安神宮の近く、三条神宮道にある「大阪屋こうじ店」では、味噌や甘酒を作る米麹、それにブームになった塩麹が販売されていて、また店舗に併設された京町家のカフェでは甘酒のほか、甘酒ラテなどのオリジナルドリンクを飲むことができます。

平安神宮などがある岡崎あたりは、紅葉がピークを迎えようかというタイミングですから人出がものすごくて、団体の移動かと思うほどの歩道の混雑からして、自分のペースで歩けずに疲れることもあるでしょうから、今回は神宮道にある大阪屋こうじ店さんの紹介です。

・・・生の麹で作るノンアルコールの甘酒

お店がある三条神宮道の交差点から北へ進めば平安神宮、南だと青蓮院、知恩院、八坂神社、高台寺と、春と秋の行楽シーズンには併設されている「糀屋Cafe」が休憩処として利用されるほか、麹の販売もされていて、塩麹ブームの際はやはり、お客さんが増えたそうです。

しばらく前のこと、本格的な甘酒が飲みたいというリクエストに応えるべく米麹を買いに出向いたわけなんですが、お店で甘酒を飲んだことがなく、京町家の風情を残し、奥の庭も見渡せるということで座らせてもらうことにしました。

メニューには冷または温の甘酒、それに甘酒ラテや甘酒チャイと、オリジナルのドリンクも。こちらの甘酒は米と麹で作られているため、酒粕を溶かしているわけではないのでアルコール分なし、砂糖などで加糖もせず、お米の粒々と自然の甘さを味わえます。

・・・甘酒のレシピ

大阪屋さんでは、熱湯に溶かすだけでいい甘酒の素が販売されているのですが、今回は生の麹を買い求めて、炊飯器で作ってみました。そのレシピ:

1. お粥を炊きます(米の粒を残すかどうかは好みで)
2. 炊き上がったら麹(乾燥したものでもいい)を入れて、よく混ぜ合わせます
3. 布巾をかけて蓋を閉め、10時間ほど保温
4. 飲む時に濃度を調節、少しの塩と生姜を加える

鍋で作る場合は何らかの方法で保温する必要があるので、炊飯器だとその手間がなくて楽ですよ。

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