京都で“和婚”がブーム?!

京都市内にある平安神宮や下鴨神社、寺院なら清水寺や建仁寺などで、神前式や仏前式を挙げるカップルが増えてブームとなっているようで、このような結婚式を“和婚”と呼ぶんだそうです。

いつものようにネットニュースを斜め読みしていたら、“和婚”と京都という文字が目に留まって読み進めてみると、これが今ちょっとしたブームになっているらしく、それで改めて調べてみたら、確かにそんな記事がいくつか見つかり、増加傾向にあるとも書いてあります。

・・・和婚

まず最初に、和婚というのは神前式や仏前式での結婚式のことを指し、現状ではキリスト教式や人前式などが大多数で、全体の2割にも満たないそう。かつてはその逆だったでしょうから、今となっては珍しいという意味合いから、和婚という言葉が生まれたのかも知れませんね。

京都市内での、それも身近なところでいえば、神前式や仏前式というのは珍しいことではありませんし、参列したことも何度となくあって、神社なら下鴨神社や平安神宮、寺院なら清水寺や建仁寺など、わりとよく見かける光景だから特に意識することがなかったので、ブームだというのにはちょっと驚き。

これには婚礼業者がPRしたという背景があるとのことで、京都もしくは近隣県の在住者ではなく、関東から婚礼だけを京都市内で執り行うなど、和婚を選ぶのは主に30代以降のカップルで、両家の親族とごく親しい人達だけが参列するんだそうですよ。

・・・和装

上に挙げた中でも下鴨神社と清水寺は世界遺産だし、その土地柄から京都市内での神前式というのは独特の雰囲気があって、参列者も当然のことながら和装ですし、式のあとに料亭で披露宴が行われるという感じです。

聞き慣れない言葉だから、和婚というのはきっと造語なんでしょうね。

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