京都市内にあるカフェアセルボクは、併設されているギャラリーの一角に古本の交換サービス「SWAP IT PROJECT」というコーナーが設置されていて、やや違った形態のブックカフェということになるのかも知れません。
ブームと言われた頃のような勢いはないにしても、京都市内ではカフェが増え続けているし、差別化する意味合いから個性的なサービスを提供する「アセルボク」さんのような形態が出てくるのも必然ということでしょうか、やや趣の違うブックカフェと言えるのかも知れません。
雑居ビルの2階で深夜2時(最近、ランチタイムの営業がなくなったみたい)まで、ギャラリーを併設する店内に「SWAP IT PROJECT」というコーナーがあり、ここで持ち込んだ本と別のものを交換することが可能。これを海外ではイベントのような形で開催されているようです。
フィレンツェをはじめ、海外でも盛り上がっている「ブクブク交換」って?
それでもう少し調べてみたら、日本でも行われているようで、下記のサイトはその仲介という位置づけで各種SNSと連動させて告知し、参加費を事前に決済することもできるとのこと。
これを日常の場での取り組みとして行っているというのが、
北米のマイクロ図書館ネットワーク「Little Free Library」や英ロンドンの地下鉄駅を活用した本交換ネットワーク「Books for London」など、欧米には、不要となった本を交換し合う草の根コミュニティがいくつかありますね。(中略)ベルリンのプレンツラウアー・ベルク(Prenzlauer Berg)地区には、2008年から、パブリック本棚「Book Forest」が設置されています。
本の交換スポットを巡る!ベルリンからヘルシンキまで1,100キロの本の旅
そうそう、赤十字血液センターの献血ルーム京都駅前でも4回目の「古本市」が開催されていて、献血した際にもらえる「古本交換券」もしくは本の持ち込みで持って帰ることができるそうですよ。京都駅前に停まっていた献血バス内で教えてもらったので、利用状況などの詳細が分からなくて申し訳ないのですが。
一口に古本の交換といっても、いろんなスタイルがあるものですね。